長篠の合戦の折、出撃前夜武田勝頼公の夢枕に葦の精が老人の姿となって現われた。 老人は勝頼を諫め戦を避けるようにと勧めたが、勝頼はこれを無礼とし太刀にて老人の腕を切り落とした。 翌朝、境内の弥陀池を見ると、茂っていた葦が全て片葉になっていたという。 以来弥陀池の葦は片葉のものが多くなったと伝えられている。